総合2対策(1次試験)

1次試験総合2の対策方法


総合2には物理分野、数学分野、気象等の問題、時事問題などが含まれます。それぞれの具体的な対策方法については、それぞれの記事を参考にしていただけたらと思います。

今回は、1次試験の総合2の試験について総合的な対策方法を書いていこうと思います。そもそも、航空大学校の1次試験の成績の作られ方ですが、点数による絶対評価なのではなく、点数を元に偏差値を割り出してその偏差値が成績として反映されます。そのため平均点と比較して自分がどの位置にいるかということが非常に重要になりますし、他の人よりもどれだけ自分ができているかということがポイントになります。そのため他の人ができている問題を落とすという事は致命傷につながりますし、他の人ができていない問題もできる必要があります。

総合2は問題数もかなり多いのでその分ミスを誘発しやすいと言う特徴があると思いますし、実際に私も過去問を解いていて、普通なら絶対に間違いない問題で1つのテストにつき1問程度間違えていました。1問間違えるだけで6点ほど変わってくるので1問といってもかなり大きな損失であることには違いありません。そのためミスを防ぐために早めに解き終わって、間違いがないか時間内に再度チェックする必要があります。このことによって私は本番ミスすることなく乗り切ることができました。


総合2の時間配分について


先ほど述べたように時間配分としては最後の10分程度は最低でも見直しに残しておきたいものです。私はこのように時間配分を行っていました。

まずは最初から最後まで簡単な問題を抜き出して解いてしまいます。

その次に先ほど飛ばした難しい問題に取り掛かり、1問あたりの制限時間を自分で決めてその制限時間を超えてしまった場合はその問題は諦めて次の問題に進みました。

そして最後まで行くとまた最初に戻って、先ほど制限時間を超えてしまった問題を再度考えてみます。(制限時間内で難問だと思っていた問題が解けてしまってた場合、その余った時間をここに充てます。)

余った時間を使い果たしてしまった場合、その問題は諦めて最後に取っておいた10分間を見直しの時間として充てます。見直しの時間は必ず確保します。出来るか出来ないか分からない問題を取りに行くよりも、確実に解くことの出来る問題を回収しに行く方が効率が良いからです。


総合1との違いは?


総合2は総合1に比べて時間的な余裕がかなりあります。なので総合1では見直しの時間等は一切取れないように設計されていますが、総合2では見直しの時間も充分取れる時間設定になっています。ある意味見直しの時間をとって、取れる問題を確実に取りに行く能力も見ていると言っても過言ではないと思います。

完全に処理能力だけを見ている総合1、処理能力だけではなく総合的にミスを防ぐ能力や物理や数学記事問題気象等の基本的知識が理解できているかの根本的な確認をしている総合2という認識を筆者は持っています。


競い合う仲間を作った方が良い


1次試験の勉強する上で周りにも航空大学校を目指している友人がいるのならばその人と一緒に勉強することをお勧めします。今まで述べてきたように航空大学校の1次試験は偏差値での相対評価です。この人には負けたくないと言うライバルを作ることでモチベーションも高まるはずですし実際に私がそうでした。ライバルと言ってもわからない事は教えることができましたし、そういった面でも一緒に受験する友達を持っておく事は以上に大切なことだと思います。そういった人とのつながり方は様々な方法があると思いますが、同じ目標持った人と積極的にコミニケーションをとりながら受験勉強することがとても大切です。また、1次試験の会場で受験し終わった後に軽く他の人に声をかけてみると、二次試験の対策を一緒にすることができてお勧めです。

0 件のコメント:

コメントを投稿